lawyerseye さんが 2019/02/22 に更新
【弁護士EYE】不貞行為の相手方を訴えるためには

【弁護士EYE】不貞行為の相手方を訴えるためには

「不貞行為の相手方を訴えるためには」

不貞行為 相手 訴える

 一方の配偶者(以下、Aといいます。)が、第三者(以下、Cといいます。)と不貞行為をすると、もう一方の配偶者(以下、Bといいます。)は、AとCに対して、慰謝料を請求することができる立場にあります。
ただし、この場合、Cは、AとBが婚姻関係にあることを知っていなければなりません。
なぜならば、不貞行為が不法行為とされるのは、婚姻共同生活の平和の維持という権利又は法的保護に値する利益を侵害する場合です。
不法行為といえるためには、故意又は過失が求められ、認識の対象として、婚姻関係にあることが必要とされています。
このため、Bは、CがAとBが婚姻関係にあったことを認識していただろうと推認できるような事実を主張立証する必要があります。
 たとえば、AとCのメールのやりとりの中で、Aに家庭があることをCが知っていたのではないかとうかがわせるやりとり、より具体的には、CがAに対して離婚を迫るやりとりなど主張立証できれば、故意の立証につながるでしょう。

<Riconsodan弁護士>

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