さて旅先はどこがいいのか?
旅先は体調&メンタルと大いに関係しているようで、失恋の“良薬”にもなるそうだ。
そもそも、旅行というのは転地効果といって、日常生活から離れて別の場所に行くことで気分転換ができる。この効果を得るためにはある程度の期間と滞在が必要とされ、中でも温泉地への旅行はさらに効果を上げる。そこでポイントとなるのが標高だ。
たとえば標高0m。海の近くで一日の温度差が小さく温暖な気候で、海風は埃を含まずきれいで塩分もあって呼吸器にいい。さざ波の音はリラックス効果がある。ただ、直射日光は疲れやすく、長期滞在には適さない。
標高300~500mの高原はどうか? 高原には木が多く茂り、フィトンチッド(微生物の活動を抑制したり、殺菌力を持つ揮発性物質)が豊富で森林浴で健康が期待できる。木々が直射日光を遮り、平地よりも気温が低いために夏は快適でリフレッシュできる。失恋につける“薬”としては最適なのだ。そして、そこに温泉があればなおのこと。温泉の効能を説明する必要はいまさらないだろう。
ただし、花粉などアレルギーのある人は要注意を。
<R記者>