lawyerseye さんが 2018/09/18 に更新
【弁護士EYE】精神疾患を理由に離婚する事の難しさ

【弁護士EYE】精神疾患を理由に離婚する事の難しさ

配偶者の精神疾患が離婚に該当する否かは非常に難しい問題です。

精神疾患 難しい問題 離婚

 民法は、離婚事由として「配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき」(同法770条1項4号)と規定し、精神病を離婚事由の一つとして定めるものの、「強度」で、かつ「回復の見込みがないないとき」という条件を付しています。
 この「強度の精神病」とは、病気の程度が夫婦の同居協力義務を果たすことができない程度に重症であることです。過去の裁判例をみると、強度の痴呆を理由に離婚を認めたものがあれば、中度のうつ病で離婚を認めなかったものもあります。病名というよりは、その程度が重要になります。

<Riconsodan弁護士>

この記事のライター

関連する投稿


【弁護士EYE】子供のこと

【弁護士EYE】子供のこと

離婚の際、揉めに揉めることが多いのが子供のことです。


離婚しないための結婚

離婚しないための結婚

最近、ある女性誌で行ったアンケートによると、離婚したカップルの結婚理由の1位は「子供を授かったから」だった。


【弁護士EYE】2人の目指す方向性

【弁護士EYE】2人の目指す方向性

弁護士に離婚のご相談に来られる方は、既に夫婦関係に何らかの支障が生じ、又はそれが修復不可能な状況となっている場合がほとんどで、価値観の相違といったレベルではなく、互いを忌み嫌う関係になってしまっています。


【弁護士EYE】相手の素性調査

【弁護士EYE】相手の素性調査

離婚事件において、相手の素性について調査依頼を受けることはがよくあります。


意外に多い40代女性の離婚

意外に多い40代女性の離婚

最近は熟年離婚が目立ってきているが、とはいえ、昔も今も若い層の離婚件数が多いことには変わりがない。


最新の投稿


【弁護士EYE】子供のこと

【弁護士EYE】子供のこと

離婚の際、揉めに揉めることが多いのが子供のことです。


パチンコ依存症で借金まみれでも……

パチンコ依存症で借金まみれでも……

離婚理由の大きな1つに金銭トラブルがある。


離婚しないための結婚

離婚しないための結婚

最近、ある女性誌で行ったアンケートによると、離婚したカップルの結婚理由の1位は「子供を授かったから」だった。


【弁護士EYE】慰謝料請求に弁護士費用や探偵の費用なども請求できるのか

【弁護士EYE】慰謝料請求に弁護士費用や探偵の費用なども請求できるのか

不貞行為があった場合に慰謝料請求ができることは知られていますが、弁護士費用や探偵の費用なども請求してほしいという質問がよくなされます。


【弁護士EYE】婚活ブーム

【弁護士EYE】婚活ブーム

数年前から「街コン」や「婚活パーティー」など婚活ブームが騒がれ、同じく数年前から「文春砲」により不倫がにわかに世間の注目を集まって以降、弁護士として、男女関係のトラブルのご相談が今後増えるのでは?と思った記憶があります。