lawyerseye さんが 2018/05/01 に更新
【弁護士EYE】不貞行為認定するための証拠

【弁護士EYE】不貞行為認定するための証拠

裁判において、不貞行為があったことを認定するための証拠としてよく例に上げられるものに、(探偵などに撮影させた)ラブホテルから出入りするときの写真というものがあります。

不貞行為 証拠

 不貞行為とはつまり性行為のことですから、メール等で直接的な表現があったり、盗撮映像がない限り、直接にその行為があった事実を認定することはできないものなので、一般人をして通常そのような事実があったとしか考えられないような状況証拠があれば、裁判所もこれを認めることになります。
 そこで、不貞行為があったこと自体は初めからすぐに認めている場合と、当初はシラを切っていたがその後に出てきた証拠によってようやく観念して認めたという場合に、慰謝料額が異なるかというと、裁判所が判決で認定する限りでは、あまり影響しないと思われます。裁判所が離婚の慰謝料として勘案するのは、あくまで離婚に至る経緯で当事者が負った精神的損害で、その後に裁判でどんなにドロ沼化し負担がかかったとしても、それは離婚による慰謝料とは少し性質が異なるからです。
 もっとも、当事者間での交渉や和解などの当事者の合意が必要となる場合には、その態度によって、相手のことが許せないということに拘り、より高額の慰謝料でないと合意できない、ということはままあることです。

<Riconsodan弁護士>

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