lawyerseye さんが 2018/02/28 に更新
【弁護士EYE】夫婦双方の不倫

【弁護士EYE】夫婦双方の不倫

離婚裁判となるケースでも、夫婦双方が不倫しているということがありえます。例えば、夫が、妻の不倫(不貞行為)を理由に離婚を請求したところ、妻の方が、「夫も不倫をしているのだから、離婚原因にはならない。」と反論したら、どのように判断されるでしょうか。

離婚裁判 双方が不倫 有責配偶者 夫からの離婚請求が簡単には認められない

 不貞行為とは、自由な意思をもって配偶者以外の異性と性的な関係を持つことですので、夫が不倫していたからといって、妻が不貞行為を行ったことの認定は変わらないと思われます。もっとも、妻の不貞行為が1回だけ、といった場合には、夫婦関係の継続が困難な程度には破たんしていないとして、裁判離婚は認められないことが多いです。
 また、妻の不倫以外が主な理由で、夫婦関係が破たんしてしまっていると認められる場合で、夫の方に、夫婦関係が破たんに至った主な原因があるというときは、夫は「有責配偶者」といって、離婚を請求することができる場合が限定されることになりますので、夫からの離婚請求が簡単には認められないことになります。

<Riconsodan弁護士>

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