lawyerseye さんが 2018/01/25 に更新
【弁護士EYE】離婚原因として精神疾患や精神病は認められるのか

【弁護士EYE】離婚原因として精神疾患や精神病は認められるのか

現代社会では、精神疾患は決して一部の例外的な人だけがなるものではなく、誰しもがいつでもなりうる身近なものになりました。配偶者が精神疾患にかかって仕事をやめ、八方塞がりの中、離婚したいという相談を受けることもよくあります。

離婚原因 精神疾患 精神病 離婚

 このような精神疾患や精神病は、離婚原因として正当化されるのでしょうか。判例を見ると、確かに認められる例はあるのですが、心神喪失の常況にあるような場合、たとえば植物状態が数年間続いている状況などの場合に、その配偶者の療養看護等、事後の生活の担保までできている状況で認めているなど、やはり簡単には認められないようです。精神疾患等は、自己責任とはいえないものですので、当たり前といえば当たり前の実務かもしれません。

<Riconsodan弁護士>

この記事のライター

関連する投稿


【弁護士EYE】仮面夫婦の離婚

【弁護士EYE】仮面夫婦の離婚

仮面夫婦が突然離婚したいといった場合、離婚は可能でしょうか。


【弁護士EYE】亭主関白が原因で離婚?

【弁護士EYE】亭主関白が原因で離婚?

亭主関白が原因で離婚する例というのは、弁護士業務をやっていてあまり出会うことはありませんが、巷では多いのかもしれません。


亭主関白で円満

亭主関白で円満

先日、タレントのいしだ壱成が過度な亭主関白が原因で離婚した。


【弁護士EYE】離婚とお金

【弁護士EYE】離婚とお金

離婚とお金は切っても切れない関係にあります。


松居一代、“銭ゲバ的”離婚勝利宣言

松居一代、“銭ゲバ的”離婚勝利宣言

やれやれである。


最新の投稿


おばさん語が恋愛を遠ざける

おばさん語が恋愛を遠ざける

結婚相談所のベテラン相談員から聞いた話である。


【弁護士EYE】キーワードが意味するもの

【弁護士EYE】キーワードが意味するもの

インターネットで、「夫」というキーワードで検索すると、関連あるキーワードとして、「嫌い」、「浮気」、「モラハラ」といったキーワードが出てきます。


若い男性は外出がお嫌い

若い男性は外出がお嫌い

国土交通省の調べによると、20代の男性の休日の外出率は51.1%で、実に半分の若者はせっかくの休みの日を家の中でゴロゴロしているというのがわかった。この傾向はすでに30年前から始まっていて、若者はどんどん家に“籠もり”始めているというのだ。


【弁護士EYE】不貞行為に関する事件

【弁護士EYE】不貞行為に関する事件

不貞行為(不倫)に関する事件において、肉体関係がない場合であっても、第三者が夫婦間の婚姻関係を破壊したと評価できれば違法たり得るとして、慰謝料を肯定した裁判例がありますが、基本的には肉体関係をもって不貞行為となります。


どこからが不倫?~その境界線

どこからが不倫?~その境界線

不倫とは?