広辞苑によると、「思慮が浅い。小利口である」また、「押しが強くてやり方が露骨で抜け目がない」とある。
 となれば、「あざとい女」は男にとって好ましからぬ類に入りそうだが、意外にも世の中では処世術に長けた存在として幅を利かせているのである。
 その特徴は、髪型はツインテール、ぱっつんボブ、巻き髪ロングと個性的で、服装も露出が多めでボディラインを強調し、他にフリルを多くつけたりと、男を誘惑するかの主張だ。“女性らしさ”を過度にアピールし、同性からしたら、いやらしさや品のなさを感じる方も少なくないだろうが、ニヤついている男は多いはずだ。社交的だが、その実態は八方美人でやたらと媚びを売るものの、飲み会では空いたグラス片手の殿方を目敏く見つけてビールを注ぎ、進んで料理を取り分ける気配りに長けて株を上げている。こうした下心見え見えの動きを見せるものの、これがモテるのだ。男はそんなわざとらしさを“わかっちゃいるけどやめられない”とばかりに誘惑にのる。上目遣いで語りかけられたり、さらに適度なボディタッチで迫られると心臓バクバクで主導権はあざとい女が握る。その後のラインの内容は思わせぶりで、ハート文字が散りばめられ、返信は遅れ気味で、これらはすべて計算済み。
「あざとい女」を演じるのも大変だが、“大物”がかかることも少なくなく、汗の流し甲斐いはあるようだ。
「あざとい女」になりますか?

<R記者>

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