lawyerseye さんが 2017/12/28 に更新
【弁護士EYE】離婚裁判でDV被害を立証するためには

【弁護士EYE】離婚裁判でDV被害を立証するためには

夫からDV被害を受けている場合、離婚裁判でこれを立証するためには、暴力を受けて負った傷を写真で保存しておくことや、医師の診断書を取っておくことが重要です。

離婚裁判 DV被害 立証

 状況によっては、家を出ていくことも考えなければなりませんが、それでも、夫につきまとわれてしまう場合に、DV被害を受けていた妻は、DV防止法に基づき、裁判所に対して保護命令の申立を行うことができます。離婚後でも申立が可能です。
 これは、夫からDVを受けたこと、及び更なるDVのおそれが大きいこと、という要件を満たすことで、①妻への接近禁止命令や、②同居の住居からの退去命令という保護命令を得ることができるというものです。また、それに付随して、①の接近禁止命令の実効性を確保する観点で、必要な場合は、③妻への電話等禁止命令、④子への接近禁止命令、⑤妻の親族への接近禁止命令が発令されることもあります。
 なお、逆に、男性側がDV被害を受けた場合でも、同じ保護命令を得ることができます。

<Riconsodan弁護士>

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