lawyerseye さんが 2017/01/26 に更新
【弁護士EYE】夫婦別姓への法的動きについて

【弁護士EYE】夫婦別姓への法的動きについて

夫婦間の氏について、民法750条は「夫婦は、婚姻の際に定めるところにより従い、夫又は妻の氏を称する」と規定し、夫婦同氏性を規定しています。

夫婦別姓 民法750条

 1996年に法制審議会が、夫婦が希望すればそれぞれの姓を名乗れる選択的夫婦別姓の導入を答申して以降、選択的夫婦別姓の導入も本格的に議論されてきました。
 しかしながら、選択的夫婦別姓の導入については、家族の一体感が損なわれる等、根強い反対論もあり、法改正は実現されていません。
 その中で、2015年12月16日に民法750条の合憲性について最高裁の判決が出ました。同判決は、選択的夫婦別姓の合理性を否定するものではないとしつつ、現行の民法750条を合憲とするものでした。
 ただし、15名の裁判官中、女性全3裁判官を含む5名が違憲としていることから、今後の社会環境の変化により、近い将来、違憲判決が出る可能性は高いとも言えます。

<Riconsodan弁護士>

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