lawyerseye さんが 2017/01/24 に更新
【弁護士EYE】協議離婚について

【弁護士EYE】協議離婚について

日本の協議離婚は、役所に提出する離婚届に形式的な不備がなければ成立となり、役所が2人の意思を確認するための手続も、裁判所に許可を求めるといったこともありません。

国の数だけ離婚もいろいろ 協議離婚

 もし、喧嘩をした勢いで自分が署名した離婚届を突き付けたが、冷静になってから翻意したという時には、離婚届をきちんと破棄するか、離婚届の「不受理申出」を行っておかなければいけないでしょう。勝手に離婚届が役所に提出されてしまうと、離婚がそのまま正式に成立するからです。「不受理申出」とは、離婚の意思がないのに離婚届が作成された場合や、離婚届に署名した後に翻意した場合に、離婚届を受理しないよう、夫婦の一方が、本籍地の市区町村長に申し出ておくことが出来る制度です。
 このように、日本では紙切れ一枚で籍を入れたり出したり出来ると言われますが、それには、日本においては古来より、当事者の合意(夫婦双方の親族の合意)があれば、離婚が認められていたという文化的背景があります。「三行半(みくだりはん)」という夫からの離縁状の風習があったことはよく知られていますが、これも、双方の協議のうえで夫側から交付されることが多かったようです。

<Riconsodan弁護士>

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