lawyerseye さんが 2019/04/25 に更新
【弁護士EYE】弁護士が専門家として介在する意味

【弁護士EYE】弁護士が専門家として介在する意味

我々弁護士のもとに相談に来る人は、色々と事前情報を入れて来られる方が多いです。

事前情報 相談

 インターネットが普及した現代においては、自分に興味があることは簡単に調べられますから、当然の現象といってもいいのでしょう。多くの情報を持っているから離婚条件を決める交渉がうまくいくかというと、それは実はそうとも言えません。
 離婚の現場では、養育費をどうする、財産分与する財産をどうする、親権をどうする等、物事を決めるために交渉が重要です。交渉がうまくいくかどうかに、情報の多寡は関係もしますが、最も重要なのは、相手が何を考えているか的確に把握し、拒絶、応諾を適宜適切に使い分けることです。
 こちらが不要であるが、相手が必要なものは相手に与え、相手にメリットを感じさせる一方で、こちらが本当に欲しいものを獲得する。
 これは、必要なときに、適切なカードの切り方をしないと成し遂げるのは困難です。そこに我々弁護士が専門家として介在する意味があると思っています。

<Riconsodan弁護士>

この記事のライター

関連する投稿


【弁護士EYE】離婚までのカウントダウン

【弁護士EYE】離婚までのカウントダウン

夫の浮気を理由に離婚をしたい…といった相談を受けるときに、それが初めて発覚した浮気であり、問答無用で離婚を決意した、といったパターンはあまりないという感覚があります。


【弁護士EYE】離婚への決意

【弁護士EYE】離婚への決意

離婚のご相談の契機は大きく分けて二つあるように思います。一つは、浮気や借金が発覚したなど突発的な事情で離婚を決意する場合、もう一つは、長年離婚を考えた末に定年退職や子の成人を契機に離婚を決意する場合です。


カサンドラ症候群離婚

カサンドラ症候群離婚

まず、アスペルガー症候群(以下、AS)を御存知か。


【弁護士EYE】パートナーの期待値

【弁護士EYE】パートナーの期待値

例えばパートナーの不貞行為が発覚したので離婚したい、というご相談を受けるとき、ひどく感情的かつ悲壮的なご相談者と冷静で淡々としているご相談者の2つのパターンがあります。


【弁護士EYE】自分の事は棚上げな人

【弁護士EYE】自分の事は棚上げな人

法律相談一般に言えることですが、どんなに社会経験豊富で、どんなに理性的なご相談者でも、自分のことは実体よりも良く、相手のことは実体よりもひどく説明される傾向にあり、このことは、離婚に関するご相談で特に顕著になります。


最新の投稿


産後離婚

産後離婚

仲の良かった夫婦が出産を機に……産後クライシスが離婚の引き金になっている。


【弁護士EYE】熟年再婚からみる相続問題

【弁護士EYE】熟年再婚からみる相続問題

熟年再婚で一番法律上問題となるのは、相続の問題です。


“死後離婚”って?

“死後離婚”って?

配偶者が亡くなると、イコール離婚か?


【弁護士EYE】子育てと離婚

【弁護士EYE】子育てと離婚

結婚をして出産をし、仕事復帰をする女性の多くが、仕事と子育ての両立に悩んでいます。保育園の待機児童問題などは、大きな社会問題ともなっています。


養育費は安すぎる

養育費は安すぎる

離婚はしたが、その後の生活は……。